概要
エクセルファイルを更新した場合、次に使う人の事を考えて
「スクロールをトップに合わせる」
「A1セルを選択状態にする」
っていうのが現場プログラマの慣習なんですが、
毎回これをやるのって面倒なんですよね・・・
今回紹介するのは、上記を解決してくれるアドインの作り方です!
手順
1.「ファイル」タブにある「オプション」を開きます。
2.「リボンのユーザ設定」を開きます。
3.「リボンのユーザ設定」の「メインタブ」を選択した状態で「開発」のチェックボックスをONにします。
4.「開発タブ」が表示されるようになったので、そこから「マクロ」を選択します。
5.「Visual Basic」の開発用ウィンドウが開かれるので、下記のソースコードをぺたっと貼り付けます。
Sub ブックを片付ける() ' 最後のシートまで移動 Do While Not ActiveSheet.Next Is Nothing ActiveSheet.Next.Activate Loop ' 最初のシートまでA1セルを選択していく Do While Not ActiveSheet.Previous Is Nothing Range("A1").Select ActiveSheet.Previous.Activate Loop ' 最初のシート処理 Range("A1").Select End Sub
6.「Ctrl + S」を押すと「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。
7.「ファイルの種類」で「Excelアドイン(*.xlam)」を選択します。
ファイル名はマクロと同じく「ブックを片付ける」にしておくと分かりやすいです。
8.「開発」タブの[アドイン]をクリックします。
9.さきほどの「ブックを片付ける」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
10.「ファイル」タブにある「オプション」を開きます。
11.「クイックアクセスツールバー」を開きます。
12.「コマンドの選択」から「マクロ」を選択
「ブックを片付ける」を選択し「追加」したら「OK」をクリックします。
13.クイックアクセスツールバーに「ブックを片付ける」ボタンが追加され、いつでも使える状態に!
こんな感じで、作業を効率化できるアドオンをどんどん作りましょう!
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